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婚内子と婚外子(嫡出子と非嫡出子)の区分
相続における婚外子(非嫡出子)と婚内子(嫡出子)の格差に関する最高裁判所の決定については、最近お伝えしたばかりです。そこでは、その格差は、法の下の平等に反して憲法違反であるとの判断がなされています。 今回は、出生届に婚内 […]
2013.09.27
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夫婦のすれ違いと離婚
芸能人の離婚で、よく、夫婦双方の仕事が忙しく、すれ違いが生じた、という理由を耳にすることがあります。 こういう場合、慰謝料はなし、ということで離婚している場合が通常でしょう。 「双方の仕事が忙しく、すれ違いが生じた」と説 […]
2013.09.18
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父親が親権をとる場合
離婚の際、未成年のお子さんがいる場合、親権者を夫婦(父母)のどちらかに定めなければなりません。 夫婦とも親権者となることを望み、夫婦間の協議で決めることが出来ない場合は、家庭裁判所の離婚調停において、調停委員をはさんで夫 […]
2013.09.13
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子の親権者の指定と経済力
離婚の際には、未成年の子の親権者を夫婦のいずれかに指定する必要があります。 親権者を夫婦のどちらにするのか、夫婦間の協議では決まらない場合には、家庭裁判所での調停や裁判などで定めるほかありません。 このとき、相手方には経 […]
2013.09.10
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中小企業経営者の離婚と財産分与
中小企業の社長が離婚する場合、会社名義の財産も、離婚の際の財産分与の対象となるのか、という問題があります。 そもそも財産分与は、実質的には夫婦の共有と考えられる財産を、離婚の際に清算しようというものです。 会社(法人)は […]
2013.09.09
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婚外子相続格差の違憲判断(最高裁判所)
民法は、結婚していない男女間の子(婚外子、非嫡出子)の遺産相続分を、結婚している夫婦間の子(婚内子、嫡出子)の半分と定めています。 これに対しては、以前から、この民法の定めは婚外子(非嫡出子)を差別するものであり、憲法に […]
2013.09.04
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有責配偶者からの離婚請求と未成熟な子の存在
有責配偶者からの離婚請求、つまり配偶者と別居して他の異性と同居している者から離婚を請求する場合が典型例ですが、そういったケースでは、裁判所は離婚は認めないのが原則ですが、いわば例外として、①別居期間が、同居期間と比較して […]
2013.09.03